【志望動機】販売職から一般事務へ【例文付き】

「販売職から一般事務への転職」を考えている方に向けて、志望動機の書き方やアピールポイントをまとめました。未経験から事務職を目指すときに「どんな経験をアピールすればいいのか」「販売職と事務職はまったく別物だから難しそう…」と悩む方は多いですよね。

ぱんだや

この記事は次のような方におすすめ

・販売職から一般事務へ転職する
・未経験の志望動機の書き方が分からない
・例文が知りたい

1. なぜ販売職から一般事務へ？転職理由を明確に
2. 販売職で得たスキルは「事務」でも活かせる
3. 志望動機を書くときのポイント
4. 志望動機の例文
- 例文
5. 注意点：過信と情報不足に要注意
- ■ 自分の能力を過信しない
- ■ 応募先企業の情報をよく調べる
6. まとめ

1. なぜ販売職から一般事務へ？転職理由を明確に

まずは、「どうして販売職から一般事務に転職したいのか」をはっきりさせましょう。

販売職ではお客様とのやりとりが多い一方で、事務職はデスクワークを中心に請求書や資料作成などを行います。
販売職から事務職へ移りたい理由としては、「キャリアアップ」「土日休みの仕事を探したい」「オフィスワークを通してスキルを広げたい」など、人によってさまざまだと思います。

ここが曖昧だと、採用担当者に「なぜ事務を選んだのか分からない」と思われてしまいがち。転職する背景や、事務職に興味を持ったきっかけなどをしっかり伝えられるように準備しましょう。

2. 販売職で得たスキルは「事務」でも活かせる

「接客・販売の経験が、事務職でどう活きるの？」と思うかもしれません。しかし、販売職で培ったコミュニケーション力や、お客様対応の際の細やかな気配りは、事務の仕事でも大きな強みになります。

コミュニケーション力：
電話対応や来客対応で活かせるだけでなく、社内外の関係者とのやりとりもスムーズにできる。
正確な作業能力：
レジ業務や在庫管理などで鍛えられた正確性や集中力は、データ入力や書類作成の際に役立つ。
顧客ニーズを把握する力：
社内メンバーやクライアントの要望を正確につかみ、作業や資料作成に落とし込む力として応用できる。

こうした「販売職で身についたスキル」を一般事務の仕事にどう結びつけられるか、具体的に言語化しておくと志望動機に説得力が増します。

3. 志望動機を書くときのポイント

（1）販売職から事務職への転職理由を具体的に

ただ「立ち仕事が大変だったから」だけではなく、「事務作業に興味を持ったきっかけ」や「今後どんなキャリアを築きたいのか」を軸に書く。

（2）今後の業務に繋がる経験やスキルを明示する

販売職で培ったコミュニケーション、チームワーク、在庫管理で使ったExcelスキルなどを「事務でも活かせる」と示す。

（3）情報収集を十分に

企業の事業内容や社風、具体的な事務の業務範囲を下調べしてから志望動機を書く。
「どんなところに魅力を感じて応募したか」を盛り込むと説得力が上がる。

4. 志望動機の例文

実際に「販売職から一般事務へ」転職する場合の例文を、要素ごとにまとめました。これを参考に、自身の経験や応募先の特徴にあわせて変えてみてください。

例文

（1）応募した理由
前職ではアパレル販売員として3年間、接客・販売業務を行ってまいりました。お客様の要望を丁寧にヒアリングしながら、商品の提案を行うなかで“人の役に立つために細やかな気配りをする”ことにやりがいを感じていました。

一方で、在庫管理や売上データの入力など裏方の業務を行う機会もあり、デスクワークにも興味を持つようになりました。お客様をサポートする立場から、会社の業務全体を支える仕事へキャリアチェンジしたいと思い、一般事務への転職を決意いたしました。

（2）背景やエピソード
貴社に興味を持ったきっかけは、先日拝見した自社サイトの採用情報です。未経験者でも基礎的なPCスキルとコミュニケーション能力があれば積極的に活躍できるとあり、販売職時代に身につけた正確なレジ操作や店舗管理の経験を活かせるのではと考えました。
また、お客様目線を大切にする企業理念を拝見し、接客業で培った「顧客目線を考える力」をさらに磨きながら、チームの一員として業務を支えていきたいと感じています。