【上京費用】福井から東京の引っ越しにかかった費用を公開

上京
筆者
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福井県出身のぱんだゃです。今回は私が福井から東京へ上京した際、「どのタイミングで・何に・いくらかかったのか」をまとめました。

地方から都会へ引っ越す場合、想像以上にお金がかかるもの。「引越し後にこんな出費が…!」と焦らないよう、実体験を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


1. 上京までのざっくりスケジュール

  1. 東京へ下見・面接へ行く(1〜2回)
    • 住むエリアや通勤時間の把握、内見や面接を兼ねて上京
  2. 住居を本契約する
    • 契約時に敷金・礼金、仲介手数料、初月の家賃などを支払う
  3. 実際の引越し
    • 福井での荷造り → 引越し業者or宅配便で荷物を送る → 東京に到着
  4. 上京後、家具・家電を買い揃え生活基盤を整える

この大まかな流れの中で、往復の交通費・宿泊費・契約費・引越し代・家具家電購入費など、さまざまな出費が発生します。


2. 上京前の東京下見・面接費用

(1) 移動費:福井 ⇔ 東京

2024年3月に北陸新幹線が敦賀まで開業し、福井から東京まで乗り換えなしで行くことができるようになりました。福井と東京を結ぶ北陸新幹線「かがやき」「はくたか」は、1日に14往復の運行。

時間(片道)金額(片道)
かがやき約2時間51分15,610円〜(指定席)
はくたか約3時間32分15,280円~(自由席)

▼ 実際のケース

私の場合、面接・住居の内見を兼ねて4回ほど福井ー東京間を往復しました。

合計すると交通費だけで約12,000円ほど。

出費が大きいので、早めに予約しておくか、夜行バスを検討する方法もあります。

平日の夜行バスなら片道5,000〜8,000円程度で済む場合も。ただし体力的な負担は大きいかもしれません。

(2) 宿泊費

  • 2泊3日でビジネスホテルを利用(1泊7,500円×2泊 = 15,000円)

面接予定を1日2回いれると日帰りでは帰れず、ビジネスホテルに宿泊しました。また、観光もしたかったのでホテルも活用しました。ビジネスホテルよりもカプセルホテルの方が安くてお得です。シャワーも使えて、思ったよりも快適でした。

(3) その他諸経費(食事・交通)

  • 東京での食事代、現地での電車移動、カフェ代などもバカになりません。
  • おおよそ1回の上京で3,000〜5,000円ほど。
  • 合計で約10,000円ほど使いました。

(4) 【上京前下見・面接まとめ】

  • 交通費:約120,000円
  • 宿泊費:約15,000円
  • その他(食事・交通):約10,000円

合計:約145,000円ほど。
「東京に行けばなんとかなる!」と思いがちですが、この下見・面接段階だけでこんなにかかったのは私にとっても痛手でした。夜行バスを使えばもっと節約できたなぁと今では思います。


3. 住居契約にかかった費用の内訳

物件によって大きく変わりますが、私が契約した 家賃約7万円(東京郊外、駅徒歩10分)の1Rマンションを例に、初期費用例を示します。

  1. 敷金:家賃1ヶ月分 = 70,000円
  2. 礼金:家賃1ヶ月分 = 70,000円
  3. 仲介手数料:家賃1ヶ月分(税別) = 約77,000円(家賃×1.1)
  4. 前家賃(初月分):70,000円
  5. 火災保険料(2年分):約15,000円
  6. 鍵交換費用:約20,000円

合計:約302,000円

不動産会社や物件によっては礼金なしや仲介手数料半額などのケースもあります。
しかし、都内は競争が激しく、多少安い物件はすぐ埋まってしまう傾向が…。私は比較的早く契約に踏み切ったため、敷金・礼金合わせて2ヶ月分支払う形となりました。


4. 実際の引越し費用

(1) 荷物の量

  • 私は福井の実家を出るタイミングで、必要最低限の荷物しか持っていきませんでした。
  • 大型家電(冷蔵庫や洗濯機)は現地で購入する予定だったため、段ボール10箱 + 小型家具数点くらい。

(2) 引越し業者or宅配便

  • 引越し業者に見積りを依頼したところ、12万円超という結果に…。繁忙期(3〜4月)や週末は特に高いです。
  • そこで私は家具なし、段ボールのみの荷物を宅配便で送る方法を選択。
    • 段ボール1箱あたり1,500〜2,000円×10箱 = 約15,000円〜20,000円
    • 小型家具はヤマトの「らくらく家財宅急便」などを利用し、トータルで約30,000円ほどに抑えられました。

※ 冷蔵庫や洗濯機など、大型家具家電を福井から持ち込む場合は引越し業者を使うことになるので、見積りが高くなります。繁忙期を外したり、平日割引を利用できると良いでしょう。


5. 上京後の初期支出(生活必需品・家具家電など)

東京での新生活を始めるには、まだまだ初期費用がかかります。私は家具家電の大半を現地調達しました。

  1. 冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ
    • 新品を電器店で揃えると高額になりがち。
    • 私はリサイクルショップやフリマアプリを活用し、
      • 冷蔵庫(中古) 15,000円
      • 洗濯機(中古) 12,000円
      • 電子レンジ(新品アウトレット) 6,000円
    • 合計:約33,000円
  2. ベッド・マットレス
    • ニトリや通販でシングルベッド+マットレスを購入し、合わせて25,000円ほど。
  3. カーテン・照明・キッチン小物
    • カーテン 4,000円
    • LED照明 5,000円
    • フライパン・食器など 3,000円
    • 合計:約12,000円
  4. その他雑費
    • 洗剤、掃除用具、延長コードなど細々したものをそろえると 5,000〜10,000円 はかかる印象。

結果、家具家電+小物類合計8〜9万円ほどの出費になりました。新品で一気に揃えると軽く10万円以上は飛ぶので、私は中古品・アウトレット・ネット通販のセールを駆使してなんとか抑えました。


6. 合計費用のまとめと節約のポイント

(1) トータル費用の内訳

  1. 下見・面接時の出費:約120,000円
  2. 住居契約:約302,000円
  3. 引越し費用:約30,000円(宅配便&家財宅急便)
  4. 家具家電など生活必需品:約80,000〜90,000円

合計すると、ざっくり55〜58万円程度になりました。
これに加えて、日常生活のスタートにも多少の現金は必要になりますし、念のための予備資金として1〜2ヶ月分の生活費は確保しておいたほうが安心です。

(2) 節約ポイント

  1. 交通費・宿泊費の工夫
    • 早割チケットや夜行バス、格安ビジネスホテルやカプセルホテルを駆使
  2. 礼金や仲介手数料が安い物件を探す
    • 敷金・礼金ゼロ物件や仲介手数料半額物件を積極的に検索
    • ただし条件が悪い(駅から遠い、築古など)場合もあるので要注意
  3. 引越し時期を選ぶ
    • 繁忙期(3〜4月)を避けると費用が安くなる傾向
  4. 家具家電の中古・アウトレット利用
    • リサイクルショップやフリマアプリ、Amazonセールをうまく使う

まとめ

福井から東京への上京は、交通費や住居契約費、引越し代などで大きな出費が発生します。私の場合は下見・面接の往復を含めると、トータルで50万円超の出費になりました。これに初期生活費を含めると、60万〜70万円前後は用意しておいたほうが安心だと感じています。

「こんなにお金かかるの!?」と驚くかもしれませんが、事前にどれくらい必要かを把握しておけば無駄な出費を抑えることも可能です。

できるだけ早割や割引を活用して交通費を抑える
敷金礼金ゼロ物件を探す
引越し時期や方法を工夫する
家具家電はリサイクルショップで調達する

ぜひこれらのポイントを押さえつつ、計画的に上京準備を進めてみてください。私の体験談が少しでも参考になれば嬉しいです。

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